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2011年5月23日月曜日

あの頃ペニーレインと

僕の好きな映画を紹介します。

「あの頃ペニーレインと」
音楽好きで音楽関係の仕事についてる僕にとって
音楽そのものや音楽業界のリアリティがとても
チープに感じます。

しかし、この映画は音楽業界や音楽そのものをしっかりと描写した作品です。

この映画は主人公の少年がロックジャーナリストになり、バンドとツアーを共にし、大人になっていくストーリーですが、
この映画に「本物」と、思わせるリアリティーを感じるのは、監督のキャメロン・クロウが実際に15歳で「ローリングストーン」誌の記者になり、レッド・ツェッペリンニール・ヤングなど、数多くの伝説的なミュージシャンのインタビューに成功した実話を元に制作された映画だからかも知れません。


そしてこの映画でウィリアム・ミラー役のパトリック・フュジットペニー・レイン役のケイト・ハドソンラッセル・ハモンド役のビリー・クラダップが最高です。
なかでもペニーレイン役のパトリックが凄く良い。見たら好きになっちゃうと思います(笑)


また、日本の音楽映画によく見られるバンドの音の偽物具合が僕自身は気になるのですが、劇中に出てくるバンド「スティルウォーター」は完成度が高く感じます。
「演奏する」ことについては本物のバンドにはかなわないかもしれないけれど、「魅せる」ことに関しては文句なしです。


とにかく、男性は見るべきです。
少年時代の甘酸っぱい気持ちが戻ってくるかもしれません。
「あの頃ペニーレインと」見てください。

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